2012年8月、そこにいるだけでいい

これは駄菓子屋の理念です。

その昔、駄菓子屋のおばさんは — 子供たちが学校でイヤなことがあって 落ち込んでいても、友達とうまくいかずに悩んでいても、また、楽しいことがあって「誰かに話したい!」 そんな気持ちになっている時も、いつも変わらずそこにいてくれて、ニコニコの笑顔で子供たちを 迎えてくれました。

そこにはいつも変わらない表情のおばさんがいるだけで、子供たちは安心して日々の生活を送っていた そうです。

「地域の塾」はそこにあるだけで、地域の人たちや子育て支援ができるのではないかと考えています。

「あれもしよう」「これもしよう」と欲張らずに根を下ろし、静かに構えていれば自然とここに住む子供たちやお母さん、地域の方々へ 「必要な時に必要なこと」を提供できるのではないか、と根拠のない、しかし確かな自信が湧いてきます。

今、子供たちと接していて、地域の方々と交わっていて、たのしくてわくわくしています。
「駄菓子屋のハイカラおばさん」はまさに私の目指す未来像であります。

生徒たちの「ただいまぁ~~」と入ってきてくれる声に日々励まされて、嬉しく感謝しています。